ファイル置き場にConntabo VPSをレンタルし、Windows Server 2022 Standard をインストールした時のメモです
CONTABOの規約によるとライセンスの持ち込みは禁止されていますので、自己責任でお願いします
動作確認できましたのでAlamaLinux9+Sambaにしました
ContaboVPSの契約
Contabo VPS (VPS1 StorageVPS1)を契約
StorageVPS1
2CoreCPU 3GBRAM 800G SSD
ネットワーク速度上下 200Mbit/Sec
RegionはAsia(Japan)/$2.25を選択、OSはUbuntu20.04を選択
料金は$5.5+$2.25=$7.75=1,160円位
Digtaldron.com申し込み
Buy Cheap Windows Software, WP Tools & Accounts (digitaldron.com) からContabo Windows ISOを申し込み
Download Windows Server ISO For Contabo VPS – Digitaldron
申し込み後約24時間でアカウント到着しました。
インストール作業
ContaboVPSをレスキューモードで立ち上げ
ここでレスキューモード用のパスワードを指定します。
その後、DigtalDronからのメールに書かれたURLを開きます。
VPSのIPアドレスとレスキューモードのパスワードを入力して作業開始します。
再起動が掛かると終了です。
リモートデスクトップでメールに書かれたIDとパスワードでログインできれば作業完了です。
足りないデバイスドレライバーをインストール
デバイスマネージャーを確認すると、PCIデバイスでドライバーの当たっていないデバイスが有ります
PROXMOXのサイトで情報を検索すると
https://pve.proxmox.com/wiki/Windows_VirtIO_Drivers#Windows_OS_Support
VirtIOドライバーのインストーラーをダウンロードして、インストールします。
virtio-win-gt-x64.msi
下記の様に、VirtIO Baloon Driverが当たればOKです。
WindowsServer2022Stdに関しての作業
言語パックのインストール、リージョンの変更、タイムゾーン等の基本的な設定を行います(今回省略)
ライセンス認証についてエラーコード(0x80070032)でライセンス認証が出来ませんでした。
どうやら評価版のWindows Serverには製品版のプロダクトキーは使えないらしい。
そこで、Windows Serverのエディション変換してプロダクトキーを登録す必要があります。
ライセンス確認
DISM /online /Get-CurrentEdition ・・・
現在のエディション:ServerStandardEval 評価版
次に、以下のコマンドでアップグレード可能なエディションを調べます。
DISM /online /Get-TargetEditions
ターゲットエディション:ServerStandard
ターゲットエディション:ServerDatacenter
手持ちのライセンスがServerStandardなので、評価版からServerStandardに変換します。
DISM /online /Set-Edition:ServerStandard /ProductKey:[XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX] /AcceptEula
結構時間が掛かりますが、作業が終われば自動的に再起動します。その後ライセンスの状態を確認します。
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2024/8/16追記
DISM /online /Get-TargetEditions で
Target Edition : ServerDatacenter のみに変更になっていました。
ライセンスは ServerDatacenterを用意してください。
また、Cドライブの容量がMAXに割り当てられるようになっていました。
ライセンス認証が通れば大丈夫です。
ファイル置き場として構築しましたが、VPSのディスク速度は
ファイル共有のアクセス速度ですが、
容量1GByteのファイルを転送した場合
クライアントからVPS
VPSからクライアント
契約しているVPSの制限値が200Mbit/s = 25Mbyte/sなのでしっかり速度が出ています。
ホストマシンが10GBit/sでリンクしているので余裕の模様です。